首がこったなあ、首こりが原因で頭痛がする、首こりでめまいがする等、首こりの症状を感じた時に、皆さんはどんな治し方を試しますか?
首こり解消法にはいろいろとありますが、今回はなんと30秒で解消できるという方法をご紹介します。
やり方は簡単ですので、ぜひ皆さん試してみて下さい。
この筋を押すだけ!30秒で首こりを治す方法
首こり・肩こりは内臓の疲れから来ていることも・・・
実は首こり・肩こりは内臓の疲れから来ていることも原因としてあげられます。
脳から首スジを通り、全身に広がっている「迷走神経」という神経があるのですが、この迷走神経は内臓(胃、小腸、大腸や心臓、血管など)に多く分布し、体内の環境をコントロールしています。
内臓が疲れてくると、首回りや肩回りがこってくることがあるんです。
首スジのどこらへんを迷走神経が走っているのかと言いますと、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)の後ろ付近を走っています。
胸鎖乳突筋の後ろ付近を30秒マッサージすることで、体内から元気になって、コリも根本解消し、首回りが楽になってきます。
首こり解消は胸鎖乳突筋の後ろのスジを30秒マッサージするだけ!
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)って聞きなれない言葉ですが、首こりに深く関係している筋肉なんです。
胸鎖乳突筋は人間の筋肉の中でも特に重要なものの一つで、重さ5キロ以上あるとされる頭を支える役割があります。
首の左右にあり、頭を支えたり、首を曲げたり回したりする動きに使われる、首にある最大の筋肉で、連動する顔や肩・背中などとも深い関わりがあります。
この胸鎖乳突筋の後ろ付近には、先ほどお話しした、内臓を支配する迷走神経というものが走っていて、首や肩まわりのこりは、内臓の疲れと密接に関係しているので、この迷走神経を刺激してあげることで、首こりがすっきり解消していきます。
①胸鎖乳突筋を見つける。
首をまっすぐ伸ばし、肩を動かさず、左(または右)に頭を回します。
耳のすぐ下から鎖骨にかけて太いスジが浮き上がります。このスジが胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です。
②胸鎖乳突筋のすぐ後ろ部分をマッサージする。
この胸鎖乳突筋の後ろ部分に迷走神経が走っているので、指の腹で、鎖骨付近から耳の下まで、円を描くようにマッサージしながら、徐々に上まで指を動かしていきます。
左右どちらもマッサージし、自分でこっているなあと思う部分があれば、重点的にマッサージして下さい。痛い場合はこっている証拠です。
体を温めながらマッサージすると効果的ですので、入浴中にするのがおススメです。
1日1回30秒でもスッキリしていきますし、こったなあと感じた時に、その都度やるのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
たった30秒、簡単な方法で、首こりの症状が軽くなっていきます。
ぜひ首こりでお悩みの方は、試して、習慣にしてみて下さい。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。