【注意】日常生活で首こりになる原因って?

スマホやパソコンの普及によって、首こりに悩む人が増えています。 現代では、女性の7割、男性の4割が首こりに悩んでいると言われているんです。 首こりによる頭痛やめまい、だるさ、吐き気などに悩まされている人も多いのでは。 では、なぜ首こりが起こるのでしょうか?

日常生活での首こりの原因は

1.重たい頭を支えることによる負荷

一番の原因と考えられるのは、重たい頭を支えていること。

成人の頭の重さはなんと約5~7Kg!!

皆さん、自分の頭の重さってどれぐらいなのか考えたことありますか? 成人であれば、だいたい体重の10%くらいと言われています。 体重が50kgであれば約5kg70kgであれば約7kgということになりますね。 一言で5Kgと言いましたが、考えてみると、1ℓのペットボトル5本を首に乗せているのと同じわけですからどんなに重たいのか分かりますね。 こんな重さを毎日支えていて、首には大変な負荷がかかっているんです。 特に女性は男性に比べて筋肉量が少なく、頭を支える首が細いため、首こりになりやすいと言えます。

2.スマホ首(ストレートネック)

スマホやパソコンを見る時、首を前に突き出し、下を向いて、長時間同じ姿勢を続けていませんか? 本来、人の首はゆるやかにカーブしていて、重たい頭をクッションのように支えているのですが、うつむいた姿勢を長時間続ける事によって、首が直線に近い状態になることがあります。その状態をスマホ首(ストレートネック)と言います、 この結果、クッション無しで重たい頭を首の筋肉で支えることになり、首の痛みやめまい、ひどい場合には吐き気などの症状が出ることがあります。

首への負担は27Kgになることも!

首を前に傾ければ傾けるほど、首にかかる負荷は増えていき、最大で27kgにもなるんです。 これは 8 歳(小学校 3 年生)の児童の平均体重に相当する重さとなります。 その姿勢が長時間続くと、首への負担が増し、筋肉が緊張し、こりの原因となっていきます。

3.眼精疲労

  • パソコンやスマホを長時間見る
  • 細かい作業を行う
  • 合わないメガネを使っている
  • 物が見にくく、つい目を凝らしてしまう
そんなことが毎日続くと、眼を酷使してしまい、眼精疲労を招きます。
眼の筋肉の疲労や緊張が、首こりの原因となっていきます。

4.運動不足

筋肉は動かさないと段々と固まっていきます。
全身の運動をすることで、首も体もほぐれていくのですが、日頃から体を動かしていないと、筋肉が使われないので、筋肉の緊張や疲労が起こりやすく、肩や首筋がこっていきます。
さらに、運動不足は血行不良を招き、首こりの原因となっていきます。

5.精神的なストレスや寒さによる筋肉の緊張

人は精神的なストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になります。
そのため、首周辺の筋肉も緊張し、首こりが起こりやすくなります。
一時的なものであれば問題ありませんが、毎日ストレスを受け続けると筋肉に緊張状態が続き、慢性的な首こりの原因となっていきます。
また、冬の寒さや冷房の効いた部屋でずっと過ごしていると、体を寒さから守ろうと筋肉が緊張していきます。 さらに、寒さによって自律神経の乱れが引き起こされて、筋肉の緊張が強まり、首こりの原因となっていきます。

6.加齢による頸椎の老化

実は加齢による老化も首こりの原因となることがあります。 首の骨(頚椎=けいつい)も、加齢によって老化していき、頚椎がすり減ったり、クッションとなっている椎間板(ついかんばん)の変形が生じると、慢性的な痛みやしびれを起こすようになるんです。 頚椎の中央には、神経幹である脊髄(せきずい)が通っていて、脊髄から枝分かれした神経が肩や腕へとつながっています。 加齢による老化の為に頚椎が変形すると、その脊髄に障害が起き、首の痛みだけでなく、肩の痛みや手のしびれ、あるいは脚のしびれによる歩行障害まで起こすこともあるんです。 こうした症状が起こるようになると、治療にも長い時間がかかって、ひどい場合には手術が必要となることもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 首こりになる日常生活での原因は色々とあります。 なるべく首こりになる原因を作らないように心掛けて、毎日を元気に過ごしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

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