朝起きてから、夜寝るまで、暇さえあればスマホやパソコンを見ていませんか?
そんな毎日を過ごしていると、段々と首が前に突き出し、猫背になって、首回りの筋肉がこり固まっていきます。
こりがひどくなると、首を後ろに反らすと痛い、喉に違和感を感じたり、頭が重い感じで、頭痛がしたり、めまいや吐き気、自律神経にも影響してきます。
今日は自分がスマホ首(ストレートネック)かどうかのチェック方法をご紹介します。
そもそもスマホ首とは?
本来首の骨(頸椎)は、成人では5Kg以上となる、重たい頭を支え、衝撃を吸収するために緩やかにカーブを描いています。
しかし、毎日、長時間スマホやパソコンを使用することで、首が前に突き出し、頸椎のカーブがなくなり、ストレートになってしまいます。
こうなると、首が頭を支えることが苦しくなり、首こりや肩こり、頭痛や、吐き気など、様々な不調が現れます。これがスマホ首と呼ばれます。
首の骨がまっすぐになってしまうことから、別名ストレートネックとも呼ばれます。
現代では、スマホやパソコンを使う人が増え、女性では7割、男性は4割、首のこりや不調に悩まされていると言われています。
女性が多いのは、男性に比べて首を支える筋肉量が少ないことや、男性よりどうしても家事や育児を行う時間が長く、前傾姿勢が多いためと考えられます。
スマホ首かどうかのセルフチェック方法
それでは、自分がスマホ首かどうかを簡単にチェックしてみましょう。
①壁を背にしてまっすぐ立つ
②後頭部・肩甲骨・お尻、かかとの4点を壁にピタッとくっつける。
この時、後頭部が壁に付かなかったり、付けられても、その姿勢を続けるのが苦しいと感じたら、スマホ首(ストレートネック)が疑われます。
放っておくと危険!スマホ首の症状とは
慢性的なスマホ首になってしまうと、首・肩こり、頭痛、めまい、吐き気、眼精疲労、腰痛など、体の不調を招くだけでなく、最悪の場合は首のヘルニアになってしまうこともあります。
また、首のしわ、顔まわり、あごのたるみ、おでこのしわといった美容面にも悪影響があったり、イライラや不眠、自律神経失調症、うつの要因になるなど、精神面にも影響を及ぼす場合もあり、スマホ首は放っておくと体の様々な不調を招いてしまいます。
不調を放っておくと症状は段々と悪化して、治りにくくなりますので、毎日少しずつ、運動やストレッチ、マッサージ等で、症状の悪化を防ぎましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今や国民病とも言われるスマホ首(ストレートネック)。
仕事や生活でどうしても前傾姿勢で、過ごす時間が多い方は、日頃からデスクワークやスマホ操作の合間に軽い運動をしたり、ストレッチを試してみて、スマホ首の症状を少しでも軽くしていきましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。